上達の為の練習に対する考え方!
私が22年前プロゴルファーになろうと思い、アメリカに行った時にそこで教わっていたプロに言われた言葉があります。
日本人は良く練習するけど調子が悪いと一生懸命練習して良い感じになってきたら練習を切上げてしまう。
欧米人は逆だと・・・・
練習しても調子が悪い時は練習を切り上げる、もしくは違う練習をする。
ショットが悪ければアプローチ練習やパター練習に切り替えたりする。
調子が良いときはその動きを体に覚えこませる為にどんどん練習する!という事です。
調子が良くなってきてからが練習だよ!と言われました。
調子が悪い時に一生懸命練習しても悪い動作を体に覚えこませる事になってしまいます。
調子が悪い時にはまったく練習をしないという事ではなく、悪い動きのまま打ち続けないという事です。
小さい動きやドリルなどで調整しながら普通に戻して行きそれでも上手く行かない時は練習を切り上げるなり違う練習に切り替えるということです。
練習場でいろいろな人の練習を見ていると調子が悪いと一生懸命に練習して良くなって来たら、「良くなって来たから良いところでやめよう!」と口にされる方を多く見ます。
気持ちはわかりますが、せっかく良くなって来たのだからそれを体に覚え込ませる為にそこからどんどん練習して行った方が体が良い動きを覚えるはずです。
練習していて上手く行かないと沢山ボールを打ちたくなりますが、切り替えが必要です。
練習に対する考え方を少し変えて効率良く練習する事が上達の近道です。