
2019年 ゴルフ新ルールが適用されてから1ヶ月が経ちました。
新ルールの良い点、複雑な点、などある中で今回はグリーン上での新ルールについて考えたいと思います。
親ルールによって、グリーン上でピンを挿したままストロークする事が出来るようになりました。
ネット上でもピンを挿したままの方が入るとか、いつもショートで打てない人は強く打てる感じがするとか・・・いろいろな意見が書かれています。
そこで私なりにラウンドしながら検証してみました。
私のピンを挿したままの印象は、簡単に言うとピンを挿したままの方が入る!・・・です。
では全部挿した方が良いのか・・・?というとそうでもありません。
入る入らないで考えると挿したまま入らないパットは抜いても入らないです。
ピンに弾かれて入らないパットもありそうですがその強さだとピンを抜いていても入らないでしょう。
傾斜のラインなどでピンが傾いていて入り口が狭くなっているような場合はでも以外に入ります。
ですが打つ前の印象が入口が狭くて入らなそうだと感じてしまうとストロークに影響が出てしまうので抜いた方が良さそうです。
しかしパットは入る入らないの前にライン読みがうまく行くかが重要です。
そこで感じたのですが、
ピンを挿したままラインを読むのと抜いて読むのではイメージが変わります。
私の個人的な印象なのでみなさんに共通するかはわかりませんが、ピンを挿したままラインを読んだ時は浅くあまり切れない様に見えて、抜いた時は今までと同様、細かい傾斜まで読める印象です。
同じ場所からピンを抜いたり挿したりして、ラインを何度か見ましたが、ピンを挿した瞬間にカップまでのイメージが変わります。
単純なラインではあまり変わりないですが、大きく曲がるラインでは視界の中に真直の棒(ピン)が入るだけで錯覚するようです。
特に速くて大きく曲がるラインで微妙なタッチを要求される場合は今まで通り抜いた方が良さそうです。
あくまでも私の場合。
ショートパット、ミドルパットで単純なラインは挿した方がしっかり打てる感じです。
私はほとんどのパットは挿したまま打つ、速くて大きく切れるラインや、複雑に曲がるラインは抜いた方が良いという感覚でした。
あとピンの傾きも見て入り口が狭い時は抜く。
これからも何回か試していきたいと思います。
ゴルファーそれぞれのイメージがあるので、今後どちらが増えて行くのかわかりませんが、私は挿して打つがメインで状況に応じて抜くという人が増えると思います。
PGAツアーなどでも松山選手がピンを挿したまま打つようになりました。
タイガー・ウッズ選手などは抜いたままですが、 今年の終わりにピンを挿したまま打つ選手、抜いて打つ選手、どちらが多いのでしょう・・・?
そして平均パット数などは変わるのでしょうか?
ちょっと興味あります。
ツアーのトップ選手たちはライン読み、イメージが優先になるでしょうから今まで通り抜いて打つ選手も多い気もしますが・・・
状況に応じて挿して打つ選手は増えるでしょう。
平均パット数もわずかに上がりそうな気がします。
みなさんは挿して打つ派? 抜いて打つ派?
両方試しながらいろいろな発見をして下さい。
今までにない気づきが生まれるでしょう!